
哲学本が気になるけどどれから読めばいいかわからない
哲学ってよくわからないけど知ってれば知的になれるかも
そんな疑問・質問にお答えします。
哲学本や生きるヒントを欲していませんか?
哲学は難解と思われがちですが、
実は人生を豊かにするヒントがたくさん隠されています。
哲学書の入門おすすめ24冊をご紹介。
これから選ぶ本を読んで
哲学の面白さに
のめりこんでいってもらえたら
嬉しいです。
選んだ特徴は、
・なるべく取っつきやすい本
・読み終わったら「知ってることが増えた!」感がありそうな本
をセレクトしてみました。
目次
1. 『ソフィーの世界』
ソフィーの世界です。
- 哲学の歴史を物語仕立てで学べる入門書。
- 主人公ソフィーが謎の哲学教師から手紙を受け取り、哲学の世界を旅する。
- 古代ギリシアから現代までの哲学思想をわかりやすく解説。
- 哲学の基礎知識を身につけたい方におすすめ。
- 読み物としても面白く、哲学への興味を深めるきっかけに。
2. 『夜は短し歩けよ乙女』
夜は短し歩けよ乙女です。
- 森見登美彦氏の小説。アニメ映画にもなってます。
- 主人公の「私」と不思議な少女「黒髪の乙女」が繰り広げるファンタジー。
- 哲学的なテーマをユーモラスに描き出し、読者を魅了する。
- 人生の意味や幸福について考えさせられる作品。
- 哲学的な要素を気軽に楽しみたい方におすすめ。
3. 『君たちはどう生きるか』
君たちはどう生きるかです。
- 少年コペル君が叔父との対話を通して成長していく物語。
- 生き方や価値観について深く考えさせられる名作。
- 哲学的なテーマをわかりやすく解説し、読者の心を揺さぶる。
- 子どもから大人まで、幅広い世代に共感を与える作品。
- 人生の指針となる一冊として、長く読み継がれている。
岩波文庫版よりも
マンガ版や
文字が大きめの新装版(マガジンハウス)のほうが
スイスイ読めて良いかもしれません。
4. 『人を動かす』
人を動かすです。
- デール・カーネギー氏の不朽の名著。
- 人間関係の原則を解説し、多くの人に影響を与えてきた。
- 哲学的な視点から、人の心理や行動を分析。
- コミュニケーション能力を高めたい方におすすめ。
- リーダーシップや自己啓発にも役立つ一冊。
5. 『嫌われる勇気』
嫌われる勇気です。
- アドラー心理学を基に、幸せに生きるためのヒントを提示。
- 「課題の分離」や「共同体感覚」など、独自の概念を解説。
- 他人の目を気にせず、自分らしく生きるための勇気をくれる。
- 自己肯定感を高めたい方、人間関係に悩んでいる方におすすめ。
- 現代社会を生きる上で、心の支えとなる一冊。
6. 『7つの習慣』
7つの習慣です。
- スティーブン・コヴィー氏の世界的ベストセラー。
- 効果的な生き方をするための7つの習慣を紹介。
- 自己啓発の枠を超え、人生哲学として読める深さがある。
- 目標達成やリーダーシップ、人間関係など、多岐にわたるテーマを扱う。
- 人生をより良くしたいと願うすべての人におすすめ。
7. 『超訳 ニーチェの言葉』
超訳 ニーチェの言葉です。
- ドイツの哲学者ニーチェの思想を凝縮した名言集。(超訳なので現代人に響くように、難しい言葉をかみくだいています)
- 力強い言葉で、読者に生きるヒントを与える。
- ニヒリズムや実存主義など、ニーチェの哲学に触れるきっかけにも。
- 困難に立ち向かう勇気や、自分らしく生きるための力をくれる。
- 短い言葉の中に深い意味が込められており、繰り返し読みたくなる。
8. 『ツァラトゥストラはこう言った』
ツァラトゥストラはこう言ったです。
- ニーチェの代表作。
- 預言者ツァラトゥストラが山を下り、人々に教えを説く物語。
- 「神は死んだ」という有名な言葉や、「超人」思想など、ニーチェの哲学が凝縮。
- 難解な内容ながらも、読者を深く考えさせる力を持つ。
- ニーチェの思想に触れたい方、哲学的な思索を深めたい方におすすめ。
9. 『国家』
国家です。
- プラトンの代表作。
- 正義や美、哲学者の役割など、多岐にわたるテーマを扱う。
- 理想国家のあり方を対話形式で探求する。
- 哲学、政治学、倫理学など、様々な分野に影響を与えた古典。
- 哲学的な思考力を養いたい方におすすめ。
10. 『方法序説』
方法序説です。
- フランスの哲学者デカルトの著作。
- 「我思う、ゆえに我あり」という有名な言葉が有名。
- 理性的な思考方法を論じ、近代哲学の基礎を築いた。
- 哲学だけでなく、科学にも大きな影響を与えた。
- 論理的思考力を高めたい方におすすめ。
11. 『純粋理性批判』
純粋理性批判です。
- ドイツの哲学者カントの主著。
- 人間の認識能力の限界や、理性と経験の関係を論じる。
- 哲学の分野に革命的な影響を与えた。
- 難解な内容ながらも、哲学的な思考力を深めたい方におすすめ。
- カント哲学に触れるための入門書としても読める。
- 光文社古典新訳文庫だと全7巻あり書影のテイストが似ているので、購入時は注意が必要です。
12. 『資本論』
資本論です。
- マルクスの主著。
- 資本主義社会の構造や矛盾を分析する。
- 経済学、社会学、政治学など、多岐にわたる分野に影響を与えた。
- 現代社会の課題を理解するためのヒントが詰まっている。
- マルクス主義に触れたい方におすすめ。
まんが版が読みやすくて良いかもしれません。
13. 『存在と時間』
存在と時間です。
- ドイツの哲学者ハイデッガーの主著。
- 人間の存在の意味や、時間との関わりを論じる。
- 実存主義哲学の代表的な作品。
- 難解な内容ながらも、読者を深く考えさせる力を持つ。
- ハイデッガーの思想に触れたい方におすすめ。
14. 『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』
世界でいちばん貧しい大統領のスピーチです。
- ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の感動的なスピーチをまとめた本。
- 幸せとは何か、豊かさとは何かを考えさせられる。
- 物質主義的な価値観を見直すきっかけになる。
- 生き方について深く考えたい方におすすめ。
- 子どもから大人まで、幅広い世代に共感を与える。
15. 『夜と霧』
夜と霧です。
- 第二次世界大戦中にアウシュビッツ強制収容所に収容された精神科医ヴィクトール・フランクルの手記。
- 極限状態における人間の尊厳や生きる意味を問いかける。
- 人生の苦難を乗り越えるためのヒントが詰まっている。
- 生きる力を与えてくれる一冊。
- 困難な状況に直面している方におすすめ。
16. 『銃・病原菌・鉄』
銃・病原菌・鉄です。
- ジャレド・ダイアモンド氏の著書。
- 人類の歴史を地理的、環境的な視点から分析する。
- 文明の興亡や、社会の不平等を解き明かす。
- 歴史学、人類学、地理学など、幅広い分野に興味を持つきっかけになる。
- 世界史を新たな視点で捉えたい方におすすめ。
17. 『FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣です。
- ハンス・ロスリング氏の著書。
- データに基づいて世界を正しく理解するための思考法を解説。
- 思い込みや偏見を克服し、客観的な視点を持つことの重要性を説く。
- 現代社会を生きる上で、必須の知識が詰まっている。
- 情報リテラシーの向上が期待できるかも
18. 『思考は現実化する』
思考は現実化するです。
- ナポレオン・ヒルの世界的ベストセラー。
- 思考が現実を創造するという法則を説く。
- 目標達成や成功のための具体的な方法論を提示。
- 自己啓発の古典として、多くの人に影響を与えてきた。
- 夢を実現するための勇気と力をくれる一冊。
19. 『原因と結果の法則』
原因と結果の法則です。
- ジェームズ・アレンの著書。
- 思考と行動が現実を形作るという因果関係を説く。
- 自己責任の重要性を強調し、人生を切り開くための力を与える。
- シンプルな言葉で書かれており、読みやすい。
- 自己成長を促す一冊として、長く読み継がれている。
20. 『思考の整理学』
思考の整理学です。
- 外山滋比古氏の著書。
- 思考を整理するための方法論を、ユーモラスな語り口で解説。
- 情報過多な現代社会で、いかに思考を整理するかのヒントが満載。
- 論理的思考力や問題解決能力を高めたい方におすすめ。
- 知的生産性を向上させるための実践的なアドバイスが詰まっている。
21. 『読書について』
読書についてです。
- ショーペンハウアーの著書。
- 読書の意義や、良い本の選び方について論じる。
- 読書を通じて、いかに人生を豊かにするかのヒントが詰まっている。
- 読書好きにおすすめの一冊。
- 本の読み方を見直すきっかけになる。
22. 『菜根譚』
菜根譚です。(さいこんたん)
- 中国の古典。
- 人生の教訓や、処世術を格言としてまとめたもの。
- 短い言葉の中に、深い意味が込められている。
- 生きるヒントを与えてくれる一冊。
- 座右の銘にしたい言葉が見つかるかも。
23. 『武士道』
武士道です。(ぶしどう)
- 新渡戸稲造の著書。
- 日本の武士道精神を解説する。
- 道徳や倫理観について考えさせられる。
- 日本文化に興味がある方におすすめ。
- 現代社会にも通じる普遍的な価値観が詰まっている。
まんが版などがいくつかあるのでそっちから読むのがよいかも。
24.『パンセ』とまとめ、哲学書を読んで考える葦で在りつづけていきましょう
哲学の入門書として最適な本30選
の話でした。
ぜひ手に取って、
哲学の世界に触れてみてください。
厳密には哲学とくくってよいか
迷うような本もあえて取り上げました。
パスカルさんは言ってます。
「人間は考える葦(あし)である」…と。
フランスの数学者・物理学者・思想家の
パスカルの著書『パンセ』に登場する言葉です。
葦(あし)って河原などに伸びている細長い植物です。
人間は自然の中では弱い存在だが、
考えるという能力を持っているため偉大であることを意味しています。
というわけで、最後は
パスカルのパンセです。